同名のYUKIOさん達

前に居酒屋で飲んでいた時に、ある人からなぜ歌手名が日本人なのにひらがなや漢字の”ゆきお”ではなくてアルファベットの”YUKIO”なのか?疑問をぶつけられたことがある。「格好つけてるんでしょう!?」とからかわれたのだが、その人に初めて”YUKIO”にした理由を話した。

”ゆきお”だと日本国内でしか通用しない、海外というか世界に認められたいので世界共通言語のアルファベットの”YUKIO”にしたと述べたら鼻で笑われてしまった。(笑)

現実は世界どころか同じ言語の日本人誰一人として私の音楽に見向きもしてくれない。しかしまだ諦めているわけではない。昔からこういう環境でなんとかやって来たのだから。夢はでっかく世界で一番有名な”YUKIO”さんになりたいと歳をとった今でも思っている。(笑)

音楽配信をやっていると何十万、何百万という世界中の無数のアーティストの中から選ばれなければならない。全部聴くことなどできないので検索されることになる。自分の音楽が本当に配信されているかどうか”YUKIO”という名前で検索すると私だけでなくいろいろな同名の”YUKIO”さんがいることに気づいてしまった。

日本人の”ゆきお”でたぶん世界で一番有名なのは小説家の”三島由紀夫”だろう。ノーベル文学賞の候補にもなって、衝撃的な割腹自殺までしてしまった人だ。その次くらいが民主党を結成して総理にまでなった”鳩山由紀夫”のような気がする。沖縄とアメリカ政府どっちにもいい顔して、にっちもさっちも行かなくなった行状(ぎょうじょう)は記憶に新しい。(笑)

歌手だと同名の”ゆきお”さんの中では一番に出て来るのは”橋幸夫”だろう。「潮来(いたこ)の伊太郎(いたろう)~♪」と有名なフレーズを歌う『潮来傘(いたこがさ)』は若い人は知らないかもしれないが大人であれば誰もが知っている有名な演歌で、舟木和夫、西郷輝彦と共に”御三家(ごさんけ)”と呼ばれ人気絶頂だった昭和の元祖アイドルの一人でもある。

spotifyだとリスナー数が一番多いのがやはり”橋幸夫”で次がたぶん”横山幸雄”さんという人がいて、この方(かた)は音楽大学のピアノ教師かされているアカデミック畑の人らしくクラシック音楽のコンサートとか精力的にやられているようだ。三番手が”YUKIO”という名でDJを香港か台湾でやっているなぜか女性で、ミックスリストとか結構聴かれていたりなんかする。Youtubeの方に目を向けるとアニメか何かのチャンネルを持っている”YUKIO”さんがいてフォロワー数も何千人いたりなんかしたと思う。あとの”YUKIO”さんたちは私も含めてどんぐりの背比べでリスナー数があるのかないのかそんな程度のものである。(笑)

いろいろな”YUKIO”さんがいるのだが、実は”YUKIO”というアルファベットの名前だけで音楽配信を登録している日本人は私ともう一人の同名の”YUKIO”さんの二人しかいない。というか二人もいる。(笑)

もう一方の”YUKIO”さんは私よりも先に音楽配信を始めたらしく、”YUKIO”で検索するとほとんど先方の顔写真が私より上に出て来て、私の作品が先方の作品のように見られたりするのではなかろうかと感じられたりしないでもない。それどころか最初は配信先が二人をごっちゃにしていて、どちらがどの作品なのかわからなくなっていて私の方で一つ一つクレームをつけて同名の”YUKIO”が二人いるから別々にしてくれと頼んだのだった。いまだに新曲を配信するともう一方の”YUKIO”さんの作品の中に入れられたり、先方の新曲がなぜだか私の作品の中に入っていたりなんかしていちいち面倒臭いのだがどちらかが間違いを指摘しない限りずっとそのままになっていたりするので、私の方で仕方なくクレームをつけるのだった。(笑)話はちょっとずれるがamazonなどは更にいい加減で”YUKIO”のアルファベットではなく漢字の”由紀夫”になっていて、よくよく見れば”由紀犬”になっているではないか!オレは”犬”じゃないぞ!とワンワン吠えてしまった。(笑)

このようにデジタルにはデジタルの都合が悪いことがある。なんでもデジタルにすればいいものでもない気がするのだが世の中の流れは止められないのだろうな。そんなことよりも自分がもっと有名な”YUKIO”さんになればこんな悩みも無くなるのだろうけど・・・。

音楽配信

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