風景のある音楽

「音楽のある風景」という通販CDのテレビショッピング番組があるらしい・・・。yahooで検索窓に”音楽”と入れたら5、6番目に「音楽のある風景」と出てきた。有名曲をBGMにして風景動画を作成してるということなのだろうか?2002年にスタートしているというからかれこれもう20年近く、需要があって続いているということなのだろうな。。。

この言葉とは逆で、昔ライブに来てくれた人からYUKIOさんの

音楽を聴くと風景が見えるようだ

と何度か言われたことがある「風景のある音楽」ということなのだろうか?

「音楽のある風景」、「風景のある音楽」。どちらも何か抽象的だなぁ。言い方を変えれば芸術的とも云えるかもしれない。エヘン。

自分の曲を聴いて風景が見えると云われるのは悪い気がしないが、なにか良い気もしない。音楽はあくまで音楽であって、絵画じゃないんだからなぁ。

ドビュッシーの音楽も何か絵画的だと聞いたことがある。それが印象派ということなのだろうか?クラシック音楽の世界は聴くだけで理論、見識等なにも知らないので語っても仕方がない。

自分の中では曲をつくった時、特に歌詞をつくる時に自分の見た景色を描写をしようとすることはよくある。だけど自分だけの景色なのでそれが他人に伝わるとは余り思ってなくて、少しでも伝わったとすれば歌手として本望でありうれしいのだけど、なにかどこか誤解しているんじゃなかろうか?という気もしてくるのである。

「風景のある音楽」は微妙だ。

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