ボクはモグラ

”ボクはモグラ”ギターバージョン

GW中あまり音楽と関係のない話が続いたので、今回も自分のオリジナルソングの紹介をしたいと思います。今回は私の代名詞のように言われている「ボクはモグラ」という曲を取り上げます。

”YUKIO”と呼ばれずに”モグラさん”と言われるくらいに若い頃からもう何度も唄っている唄です。実は私の中ではもう飽きちゃってます。しかし、それだけ気に入ってくれるなら死ぬまで唄ちゃおうじゃないですか。この曲を避けてた時期もありますが、最近はウケを狙うために必ずやるようにしてます。だって他人(ひと)に喜んでもらってなんぼのものですもの。

「ボクはモグラ」を聴いたことのない人には最初にこの曲の特徴を伝えておかなければなりません。”モグラ、モグラ~”を死ぬほど連呼する唄で、数えたことはないのですが相当数繰り返してます。昔の円(まどか)広志の”飛んで、飛んで~”という唄と同じようなものです。真似(まね)をしたわけではないのですけど・・・そう聞こえて来たんですね頭の中に。

それだけ”モグラ”を繰り返すので、ライブでこの曲を聴いた人からは”モグラ”という言葉が頭にこびりついて離れなくなるとよく言われます。私の代表曲の一つといっていい唄なのですけど、今回この唄を紹介するにあたって歌詞の内容とか差しさわりのないことを述べてもいつも通りで面白くないので、今回なるべくわかりやすく音楽的にこの曲がどのようにつくってあるのかを説明したいと思います。

実はこの曲にはギターとピアノのバージョン二つあって、作品に入れているのはギターの方なのですね。そしてアレンジが微妙に違ってます。基本はどちらもブルース調です。(※ブルース調とはド、ミ、ソ、シ♭の上にミ♭が上をよぎるスケールだと思っています。ダイアトニック上、ピアノでいう白鍵だけの音だとスケール音の”ミ”とそうじゃない”ミ♭”がぶつかってしまい昔の古典クラシックではご法度(はっと)の音ですが現在では巷(ちまた)にいくらでもありふれている手法と私は解釈しています。)

ギターは間奏をハーモニカで吹いて、ピアノはそのままピアノでソロをとってます。一番印象的な”モグラ、モグラ~”を連呼する部分は和音でいうC7(ド、ミ、ソ、シ♭)でずっと和音が変わらないという私独特の癖なのですが、それよりも一番苦労したのが唄の最初の循環する和音の部分です。

ここからはそれなりに音楽を勉強してる人しかわからないと思いますが、わからなくていいんです。音楽はわかる、わからないかじゃなく、好きか、嫌いかだけなのですから。とりあえず解説すると、

C7→Am(ラ、ド、ミ)と来るのですが、次フォークソングであればメロディーとの関係でG7(ソ、シ、レ、ファ)と普通来るのでしょうけどD7(レ、ファ♯、ラ、ド)に行き、最後またc7に戻ります。C7→Am→D7→C7を4回くりかえして延々C7という大胆な展開。どうだ!こんな和音進行、どこにも見たことないだろう。馬鹿にしてください。私こんな曲しかつくれないんです。

そして最初の”ボクはモグラ~”とはじまるメロディー、特に”ボクは”のところの音が鍵盤上に無くてピアノバージョンをつくる時には工夫しました。どう工夫したかというと、ここのメロディーを唄おうとすると2つ旋律が出て来るのでどういうことなのだろうか?と私自身もわからなくて悩んだのですが、その2つを同時に鳴らしちゃいました。そうすると気持ちよく唄えるようになったのです。わけが分からないだろう~。

ギターバージョンの方がたぶんみなさん気に入ってくれてるようなのですが、ピアノの方がよりこの曲の特性を細かく表現していると思ってます。

楽器を勉強してる人しかわからなくて申し訳ないです。間奏部分は頭の循環コードと同じC7→Am→D7→C7なのですが、ギターバージョンのハーモニカではセカンドポジション(キーがCに対する4度上のF調整ハーモニカ)で吹いてただのブルース調になってます。しかしピアノだと実は最初のC7のところをミ♭を入れたCのブルーススケール、Am→D7のところはなんのスケールだろう?要はDのミクソリディアンスケール(レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ、ド)で、終わりのC7のところはCのリディアン7thスケール(ド、レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ♭)と使い分けています。

この曲の最後部分C7→D7→E7→F7→G7→C7(もう面倒くさいので解説しませんが、、、)もダイアトニック(白鍵だけ)進行とは関係なくわけがわからないですが、転調しています。調がブルーススケールのまま転調してるのです。

「ボクはモグラ」を唄う時の私の頭の中をはじめて暴露(ばくろ)してしまいました。まるでストリッパーになった気分。音楽に詳しい人はこれを読んで笑ってください、馬鹿にしてください。けど、いつかあなた方の考え方の方が古いと気づくでしょう。音楽に詳しくない人は何を言ってるのかわからないと思いますが、申し訳ございません!とりあえず「ボクはモグラ」を聴いてみてもらえないですか。理屈はどうだっていいんです。唄がイカしてるかどうかだけです。気に入ってもらえれば最高です。


「ボクはモグラ」おもしろい曲でもありますが、実は前衛的な曲でもあるので、ぜひ聴いてみませんか。よろしくお願いします。音楽配信

”ボクはモグラ”ピアノバージョン

もぐらテーマ曲

前回youtube動画と音楽の関係性について簡単に書き込みましたが、実はyoutubeでの反応とライブでの反応が極端に違う曲があります。

「ボクはモグラ」という曲で、”もぐら~、もぐら~、もぐら~、・・・”と連呼する唄でして、ライブでやると結構ウケたりもして、YUKIOと云えばモグラ、モグラといえばYUKIOという感じで、私の代名詞のような曲なのですが、youtubeでの反応はほとんど無いに等しい感じなのです。

この”もぐら~、もぐら~、もぐら~、・・・”と連呼する部分が延々と続くので、ここが頭から離れないらしく、ライブでは”YUKIO”と呼ばず”もぐらさん”と呼ばれることもあったりするくらいなのですが、このくだりが音楽的にワンコードで進んで行くため、変に聴こえたりするのでしょう?冷静にパソコンやスマホで聴くとなんだかどこかオカシイ?といった感じで敬遠されるのかもしれません。

私自身、これまで何度も演奏してきて飽きてしまっていることもあって、最近はこの曲を余りやることもなかったのですが、このブログをきっかけに自分自身の音楽活動をできるだけ客観的にみるようにしていると、やはり私の強みとして毎回唄った方がいいと思い今回取り上げました。

この「ボクはモグラ」ですが、ギターとピアノバージョンが2つ存在してまして、「YUKIO」というアコギアルバムに入っているのはブルース調のハーモニカを入れたギターバージョンの方で、ピアノバージョンの方はまだライブでしかやっていません。ピアノの方はアレンジがかなり凝っていて音楽的に難しくなっています。ここでは音楽的な話は省略しますが、ギター、ピアノバージョンの動画をそれぞれ上と下に載せておきますので、音楽をそれなりにやられてる方には、この2つのバージョンを聴き比べていただいても楽しいかと思います。そしてもし気に入っていただければ買っていただけないでしょうか?ストレートな物言いしかできませんがよろしくお願いいたします。音楽配信してます。