Jポップ研究

すっかり冬だ。先日まで暑い、暑い、なんでこんなに暑いんだろう?と思いながら毎晩ビールを飲んでいたのだが、あっという間に寒くなって気づくと冬になっていた。寒くなれば冷たいビールも飲まなくだろうと思っていたが、相も変わらず風呂上りに飲んでいる。笑 

咳(せき)が止まらないので、加湿器を買った。今、このブログを書いているノートパソコンの前に置いて、白い水蒸気を吐き続けている。余りに寒いので、コタツに入って、手を温めながら、さて何書こう?と考えるのだが、いいアイデアがあるわけでもなく、茶をすする。

このブログを書くペースもすっかり落ちたなと思い、久しぶりにログインしてみたが、この文章を書く前にプラグインの更新とかに時間を取られてしまって、もう疲れてしまった。笑 目がジクジクする。茶でもすするか。何書こう?

そうだ、最近というか先週まで、Jポップの研究を私なりに初めてしてみたのであった。今回はこの話で行こう!自分は、もう何十年も日本語のオリジナルソングを創って来た身なのだが、実はJポップという音楽ジャンルにまるっきり興味が無くてと言おうか、日本の音楽そのものをほとんど聞いて来てない人間で、だから誰にも相手にされないのだろうか?と感じたりも、ずっとして来たので、この歳になって自分の中から出て来たものはほとんど外に出してしまい、もうやり尽くした感じがあって、アイデアを外に求めて、それで目に留まったのがJポップなのだった。

きっかけはユーチューブで無調の十二音技法の音楽の作り方の関係動画を見ていたところ、最近の日本のヒット曲のメロディーも結局は昔ながらのヨナ抜き音階で出来ていると解説していたりしていて、そうなんだと思い、その代表曲の数年前に流行った米津玄師の「パプリカ」という曲とAKBの「恋のフォーチュンクッキー」という曲を研究してみようかと思い立ったのだった。昔から日本の音楽は民謡以外はほとんど興味がない自分ではあるが、その時々に流行ったヒット曲くらいは何と無く知っているという感じで、スマップや宇多田ヒカルのヒット曲くらいはわかるのである。

手始めに「パプリカ」のコード進行をユーチューブで検索してみると、出て来るわ、出て来るわ、いろいろなユーチューバーが「パプリカ」を分析しているではないか!こういうJポップ音楽分析という形でユーチューブで商売している人たちもたくさんいるんだなと感心してしまった。笑 そうした動画を見ながら、「パプリカ」という曲を聴いたのだった。そして自分が知っているのは、子供たちが踊ってる動画の「パプリカ」であって、米津玄師自身が唄っている「パプリカ」が別バージョンで存在するということを初めて知ったのであった。笑 いけない!ここでは米津玄師と呼び捨てにしてはいけない!米津玄師さんとちゃんと「さん」づけにしないと失礼にあたるよな。

この子供たちが踊っているバージョンと米津玄師さん自身が唄っているバージョンをよくよく聴き比べてみると、アレンジが全然違っていて、子供たちが踊っているバージョンの方は音楽分析ユーチューブ動画を参考にギターをかき鳴らしてみると、ある程度すぐ理解できたのだが、米津玄師さん自身が唄っているバージョンの動画に合わせて試しにギターを弾いてみると、あれ全然コード進行が違うじゃん!曲のキーだけはわかるのだが、あとはどうなっているんだろう?という感じで、わからなかったので、さらにグーグル検索してみると、そうした分析サイトみたいなものもやはりあって、いや今の時代、有名になったものは何でも検索に引っかかるんだなと感心してしまった。

そして、そのサイトを見ながら米津玄師さん自身が唄っているバージョンの動画に合わせて鍵盤で合わせてみると、どうやらこういう風にできているんだと理解したのであった。笑 そこで感じたのはかなり高度なコード進行を使っていたりして、しかも子供たちが踊っているバージョンではまるっきりコード進行を変えて来ていたりもするので、すごいなと感心したのであった。しかしながらこのコード進行、どこかで見たことがあると思い、よくよくこの「パプリカ」米津玄師さん自身が唄っているバージョンのコード進行を眺めると、Jポップの他の音楽分析チャンネルでやっていた、Jポップ5大コード進行の一つ、”丸サ進行”を使っているということがわかり、最近の曲はもうみんな”丸サ進行”を使った曲ばかりだということを発見するのであった。adoしかり、YOASOBIしかり、オフィシャル髭男爵しかり、ということらしい。笑 

オフィシャル髭男爵なんかは何曲もこの”丸サ進行”を使った曲があるとのことで、確信犯的に”丸サ進行”を使ってヒット曲を生み出そうとしていたのかもしれないと思い、だったら自分でも”丸サ進行”を使っての曲を創ってみようと思い立ったのであった。それで紆余曲折したのだが、結局2曲創ることができた。しかしながら、その詳細を語るのはもう面倒臭いので、ここで終わりにしようと思う。

寒いが、天気がいいので散歩に行こう。気晴らしだ。パソコンやスマホとばかりにらめっこしていても、ちっとも楽しくない。また今度。

ボクはモグラ

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最新ヒットチャート

最近、spotifyで東京スーパーヒッツとタイトルが付いているプレイリストを聴いている。1位からなんと50位まであって、毎週更新されると言う。毎晩少しづつチャートの上位から聴いて来て、昨晩、ついにと言うか、とうとう50位まですべて聴き終えた。30位くらいまでは曲の展開なども勉強しようと思い、できるだけ最後まで聴くようにしていたのだが、チャートが下位に行けば行くほど、なんだか達観したような気になってしまい曲の途中で飛ばして、なんとか50位までたどり着いたのであった。

おもえば日本のヒットチャートを聴くのは子供の頃の中学生の時以来のような気がして、自分自身を日本語のオリジナルソングを唄う歌手だと主張している割には、日本の流行歌をまったく聴いて来なかった。まるっきり興味が無かったわけでも無く、いや、多少興味が無かったと言うことでもあるが、笑、何か機会があればその時、その時の流行りの歌を聴きたいと思っていたのだが、そうした機会が無かったのだ。

テレビはニュース以外はほとんど見ないのだが、最近の音楽の情報を仕入れようと土曜日夕方の30分の民放の歌番組と、火曜日の夜NHKでやっている懐(なつ)メロ番組をたまに見たりするのであるが、出演者のほとんどが昔の大御所や大手芸能事務所の人気タレントさんたちばかりで、この人たちが今の若者のリアルな支持を得ているとは思えなくて、何かそうした今の時代に合った歌情報が得られるものが無いかとずっと探して来たのであった。

自分の子供の頃は、大人たちはみんな演歌を聴いていた。自分と同年代の人間は総じて歌謡曲を聴いていた。そして自分達より下の世代はJ ポップと言われるものをたぶん聴いて来ているのだろう。spotifyの東京スーパーヒッツのチャート上の曲も、このたぶん延長線上の曲なのだろう。とうとうJポップを腹いっぱいに聴いてやったぞ!と昨晩はけっこう満足感に浸ったのだった。笑

Jポップをまるっきり聴いて来てないわけでは無くて、有名どころのヒット曲はテレビの歌番組なんかで多少は耳に残っていたりもして、ミスターチルドレンとか宇多田ヒカルなどは知っていたりもする。自分の子供の頃テレビで聴いていた歌謡曲は、海外の楽曲に比べると明らかに見劣りするなという感じがあったりしたのだが、Jポップの彼ら、彼女らはそうした海外音楽に対するコンプレックスもなく、もはやほとんど変わらないと言おうか、ある意味、海外音楽以上に複雑なことをやっていたりするイメージがあったりする。そう思うにもかかわらず、なぜ自分は流行りのJポップを聴いて来なかったのか?

うまく説明がつかないが、たぶん腹の底ではどこか冷めたところがあったのだと思う。ただずっとその時代時代の流行歌がどんな創りになっているのかは興味があって、アンテナを張って来たつもりで、今回とうとうこのヒットチャートにたどり着いたのである。チャートインしているこういう曲を今の高校生や中学生は聴いているのだろうなと昨晩は思ってしまったのであった。

YOASOBIとSEKAI NO OWARIの区別がつかないのであるが、こういうアニメソングを複雑にしたような曲を創っているのかと注意深く聴いたり、日本語のラップの曲が入っていたりして、最近のラップは複雑でランDMCやビースティーボーイズを聴いていた世代に比べて、すごくポップで聴きやすくなっているなと感嘆もするのであった。そして歌がみんな巻き舌で、昔の演歌は喉のコブシを回していたのだが、今のJポップは巻き舌で唄うのが基本なのかと思ってしまうほどである。何を歌っているのかわからない曲もあって、なぜ巻き舌で歌うのかと言うと、やはり英語の洋楽っぽい発音がカッコイイと今の若者でも感じるのだろう。みんなサザンオールスターズの桑田佳祐みたいな歌い方をしている。音楽学校やボーカルスクールではこうした巻き舌で歌うことを推奨したりしているのだろうか?たぶんそうなのだろうな。正直気持ち悪いと思ってしまう自分がいたりもするのであった。笑

東京スーパーヒッツの次は世界のヒットチャートを聴こうと思っている。自分の音楽に何か影響が出て来たりするのであろうか?たぶんそんなに変わらないと思うのだが、影響を受けたいと自分では思っているのである。

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