思い出ポロポロ

ちょっと時間が空いたのでこのブログを書こう。書こうと言っても何か書くあても無し。何書こう?そういえば明日、大久保水族館というコロナ前は毎月唄わせていただいたライブバーが閉店になるということで最後唄わせてもらうことになった。夕方5時スタートで、たぶん夜の11時くらいまでやっていると思うので正味(しょうみ)6時間!6時間も人が入れ替わり立ち替わり演奏しまくるのだろうか?一番最初の前座なので唄い終わった後、6時間もずっと酒を飲みっぱなしになるのもちょっと辛いなと思うのであった。笑 ただ、昔いつも対バンだった人たちと久しぶりに顔を合わせるのも、懐かしいなと思い楽しみにしている。

コロナ前はバンドカラオケを入れたCDをかけてもらって、それに合わせる形でエレキギターを弾きながら唄っていたのだが、もう面倒くさいのでアコギ1本持って唄って来ようと思っている。最近、公園で唄っている曲を演奏するのであれば練習する必要もないし、手っ取り早いのだ。笑 

そもそも、元々はこのスタイルで大久保水族館でライブを始めて、このギター弾き語りからピアノ弾き語りに移り、そしてバンドカラオケに合わせる形でエレキギターを弾くスタイルに変化して行ったという経緯がある。あしかけ20年弱。大久保水族館に出だしてからよく考えると、もう20年近く経っているのだが、この20年ほとんどお客さんを呼んで来ようともせず、よく空っぽの席の前で唄ったものだった。笑 こんな自分をよく出演させてくれた大久保水族館と対バンの人たちには感謝してもしきれないくらいなのである。

思えばこのライブバーで唄い出した20年前と比べ、時代は大きく変わって来ているように思う。その当時、今のように誰もスマホなんて持ってなかったし、SNSがこんなに流行るなんて誰が想像しただろうか?東北の大地震(東日本大震災)の当日、東京も揺れに揺れまくったその夜、大久保水族館でのライブ予定だったのだが、「今日はもう店の中がグチャグチャでライブできる状態じゃないです。中止にしましょう。」と電話がかかってきたのがまるで昨日のようにも感じられる。様々な思い出があるのだが、そこに物があればいずれは壊(こわ)れるように、お店だっていつかは終わるのだ。それはお店に限ったことではなくて、自分の人生だって、いつかは必ず終わって行くのである。

人生は思い出と共にあるのかもしれない。

なんだかしんみりしちゃったなぁ。名言を吐いてしまった。自画自賛。ともあれ明日は久しぶりに大久保水族館で唄って来るか。

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台風が過ぎて

昨日の夜にかけて台風があっという間に行ってしまった。玄関の屋根下が壊れていた。また猛烈に暑くなって来た。今週末は月1回やっている大久保水族館でのライブだ。何やろう?練習しないといけない。

今年になって「cocolo」と「太陽」という自分でつくったアルバムから曲を選んで、交互に毎月カラオケをバックに演奏する形をとっている。それ以前は鍵盤の弾き語りをやっていた。

本当は唄だけに専念したいのだがなんだかライブっぽくならないので、あえてギターのパートの音をはずしたカラオケをつくって、ギターを弾きながら唄う形をとっている。

お店の料金以外に自分で音楽チャージをとろうとして以来、ほとんどお客さんが来なくなった。ただ元々そんなファンがいたわけでもないので気にするほどのものでもない。友達がいなくなっただけだと思っている。(笑)

行ってあげたり来てくれたりの友達が欲しい訳ではなく、自分の音楽に価値を見出してくれるファンが欲しいのだ。そのファン一人を見つけ出すことが本当に大変なのである。

そこを誤魔化してライブをやってもしようがない。音楽は人それぞれ千差万別、いろいろあっていいし、そうあるべきだ。上手い奴もいれば下手な奴もいる。ただ自分が選んだ道は自分の曲で稼げるかどうかだ。まったく稼げてないけど、ここから逃げちゃいけない。どんなに白い目でみられようと言うべきことは言わないといけない。

もう齢(とし)なんだし時間がない。やるべきことをやらなくちゃ。音楽配信

真夏の日本語レゲエ

今日も暑い。若い頃は夏によくレゲエを聴いた。レゲエを聴いたというかボブ・マーレーをよく聴いたと言った方がいいかもしれない。レゲエといえばトロピカルなイメージがあるが、歌詞は政治的な意味合いのものも結構あったりしてそんなビーチで聴くような音楽ではないと昔は評論家の人達は物知(ものし)り顔風に言っていたが、やっぱり暑くなるとレゲエが聴きたくなる。雪が降ってる寒い中では聴きたくない。(笑)

だって暑い国で生まれた音楽なんだから、歌詞がどうあろうと暑い時に聴きたくなるというのが筋(すじ)ってものだ。

レゲエというと若い頃ロックばかり聴いてた時期から黒人音楽にどっぷりとハマっていくちょうど過渡期に聴いた音楽だった。バンドでボブ・マーレーの有名な「ノーウーマンノークライ」という曲をやったりして、全然黒くならないので、真似(まね)るよりも、自分にあった身の丈(たけ)の自身の曲を創って唄った方がいいのだとその時感じて今に至っているような気がする。

ただヒップホップが流行って以来、押され気味でなんだか最近あまり街中でも聴くことがなくなってしまった。ボブ・マーレーのように有名な人が出てこなかったというのもあるのかもしれない。

彼の有名曲をいくらコピーしても全然本物っぽくならないので、自分のオリジナル曲でレゲエ調の曲をなんとか創れないかとずっと思っていてできた曲が「立ちっぱなし」という唄だ。

夏の暑い時期に、通りゆく車に排気ガスをかけられ”バカヤロー!”と叫んだかいもなく、無視され車は行ってしまう。虫っけらのような人生だがこんな人生にも意味があるんだよ!(笑)と、要約するとこんな感じの歌詞で笑ってしまうがちゃんとした立派な日本語のレゲエだと思っている。

今度の金曜日のライブで久しぶりにやってみるか?

夜になっても鳴りやまない蝉(せみ)しぐれが聞こえるビルの片隅(かたすみ)。裸足(はだし)で歩くには火傷(やけど)しそうなほど熱くなってるアスファルト。涼むためだけに意味もなく街をぶらつく若者達。みんなどこか暑さでイ・カ・レ・テ・ル。

真夏の熱帯夜。1曲だけだがレゲエを聴きに来ませんか?

8/9(金)夜8時より 大久保水族館 1ドリンク付き 料金1500円(本来お店の料金は1000円です。500円は私専用のミュージックチャージです。来ていただいた場合は500円、私、YUKIO本人に手渡してください。ご了解の上ご来店ください。)音楽配信