ビジュアリスト

前回、前々回と画像を入れずにこのブログをアップした。ここ何ヶ月かアイキャッチ画像を添えて投稿していたのだが、内容に合うイメージ画像が無かったからだ。実はこのアイキャッチ画像、自分で撮ったものでも何でもなくて、ネット上から探して来たものなのである。写真ACというサイトに会員登録してあって、1日3枚か4枚ほど、アンケートに答えれば無料でダウンロードできるようになっている。

このブログを書いた後に、適当にこの写真ACで検索して、著作権みたいなものも無いみたいなので、気に入ったものがあれば使うようにしている。画質は綺麗で、自分でスマホで撮ったものとは違い、結構照明とか使って撮影したのではなかろうかという写真ばかりで、こうした画像を好きに使ってくださいということなので便利な時代だ。

ユーチューブを始めた頃は、このようなサイトがあるなんて気づかなくて、グーグルの画像検索で調べて出て来たものの中で曲とイメージが合ってそうな画像を勝手にダウンロードして使っていたのである。今から思えば犯罪だ。いまだにユーチューブ上にアップされているのだが、そんな見てくれる人もいないので問題にもならないのかもしれない。

自分とすれば他人(ひと)の目を盗んで、悪意の上でダウンロードしたつもりはまったく無くて、ウエブ上に溢れている画像をダウンロードしてみると、簡単にできてしまうので、このおこないがその人の著作権を侵害するものだとは思ってもみなかったのだが、よくよく考えると自分だってオリジナルの曲を無断で使われると、気分はよろしくないはずだろうし、下手なことをやってしまったなと今では思っている。

しかしながら、ここ何年かは自分でホームページを運営するようになり、いかに他人(ひと)から見て貰えるようにすることが難しいかは、身に染みてわかっていて、一番気を引くのに手っ取り早いのがビジュアルなのである。ビジュアルがよろしくないと誰も振り向いてくれない。ブログだっていかに面白いことを書いても見向きもされない。そんな思いから最近は、このブログの頭に他人(ひと)様が撮った、いわゆる綺麗な画像を入れてアップしているのであった。

ユーチューブの動画の方も実は、少し研究していて、一番最初の頃アップしていたのはただスマホでライブを撮影した、視点がひとつになっているもので、それでは余りにも単純なので動画の途中に別のカットを挿入なんかしだしたりして、それでもどうも物足りないと思い、使わなくなったスマホも一緒にライブに持っていき、スマホ2つで同時に撮影し、唄に合わせる形で画面を差し替えるように組み合わせてみたりもしたのだが、まだどこか他人(ひと)の動画とは違う?なんだか素人くさい。ずっとこう思っていて、ようやく最近、気づいたのがトランジションという機能なのである。

トランジションとは何かと言うと、カットとカットをつなぎ合わせたりする時に使う、ぼやかして重ねたりする効果で、こんな機能があったんだと先日はじめて知ったのであった。笑 それで、よし!この機能を使ってあらためてアップしてあった動画のバージョン2をあらためて作ってみたところ、意外にイケている、素人ぽさが消えているではないか!我ながらそう思えてしまったのであった。笑

このように、最近はビジュアルを気にするようにしているのだが、自分の根本(こんぽん)は着の身着のままなのである。性格の根っこがビジュアル何てどうでもいいと思っていて、ブログをアップするのが久しぶりになった、ここ2,3回、もう洒落た画像なんてつけるの面倒くさいと思ってしまい、アップするのを止めたのだ。

たまに空に綺麗な夕焼けが出ていたりすると、街中でその光景をスマホで撮っていたりする人を見かけたりもするのだが、自分はスマホで写真を撮るということはめったにしないと言おうか、よし撮影するぞ!という気分にならないと行動をおこしたりはしなくて、その綺麗な夕焼けをただ眺めているだけなのである。自分にとって綺麗な夕焼けと撮影された画像は違うものなのだ。

綺麗だと思った現実の光景と、写真や映画は違う。写真や映画はあくまでも人間が作った人工的なもので、自然とは違うのだ。写真や映画は、あるいは画(え)やファッションや音楽もそうなのかもしれないが、その綺麗と言うビジュアル的な価値観は時代と共に変わると言おうか、そんな不確かなものは無い、そんなのどうでもいいと自分はつい思ってしまうのである。

ただ、こんなことばかり言っていても世の中、誰も相手にしてくれないので、ビジュアルに関しては気をつけないといけない。自分とすれば、

世の中どうなろうと知ったことじゃないよ。流行りを追うのも疲れる、青空見ていたい。誰にも邪魔されずに眺めていたい。

と言う、単純な気分があるだけなのに。笑 自分の「たまご」という曲の歌詞の一部。

オリジナルソング。ダウンロード販売中。試聴できます。

他サイトでも音楽配信やってます。アップルミュージック、ユーチューブミュージック、ラインミュージック等でも聴けます。作品を通して聴いていただくのが一番のお勧(すす)めです。CDも販売。