無料ストリーミング配信はじめました

ご無沙汰しております。このブログに向かうのも久しぶりで書き方を忘れてしまいそうなのですが、日曜お昼久しぶりに時間を持て余してしまい、このブログに向かってしまいました。笑

何を書こうかと思いを巡(めぐ)らすと、これしかないだろうという話題が一つだけあって、それは年末より、これまで私が創って来たオリジナル曲すべてをネットで無料配信するようにしちゃった事です。

なんと無料。

今までさんざんネットに無料配信はイヤだ!イヤだ!と主張してきたのですが、とうとう時代の流れに負けてしまいました。負けてしまったと言おうか、こうせざるを得なかったというのが実情で、ここからはなぜこのような行為に及んでしまったかということを説明しなければなりません。

今までは、ギター、ピアノの弾き語り作品だけをストリーミングの無料配信で、その他のバンド化された完成曲は有料のダウンロードだけにしていたのですが、このバンド化された完成曲もすべてストリーミングで無料で聴けるようにしちゃったのです。

最大の理由は、なんと言っても簡単な話でダウンロードしてくれる人がほとんどいないということであります。笑 配信するにはたいした金額ではありませんが、多少お金がかかっていたりもして、ギター、ピアノの弾き語り作品はストリーミング共々ダウンロードもできるようになっていて、この3年間の収入の合計金額をみると、なんだかんだ言って、ストリーミングの方がダウンロードよりも多くて、それであれば、ダウンロードだけに絞っていた他の作品もすべて無料ストリーミング配信した方がよろしいのではなかろうか?と考えたのであります。しかしながら、こうなることは最初からわかっていて、それでも、あえて完成化されたバンド作品を無料ストリーミング配信しなかったのですが、今回思い切ってすべてを無料にしちゃいました。

経済的な金額の問題だけでは無くて、自分の心の中の考え方の変化もあります。自分の音楽にとって、この世の世界は合わないとずっと薄々(うすうす)感じながら唄をうたってきたのですが、自分の人生のこの先はそんなに長くないと思うので、こうした世の中からの疎外感を受けた感じで、ずっと残りの人生を過ごすのはよそうと思ったのでした。

自分の音楽がこの世に合わないのではなくて、この世の世界が自分の音楽を必要としていないという現実があるだけで、それ以外の深い意味などどこにもないということなのですから。妄想はもう終わりにしよう。自分が死んだら、自分の音楽もすべて消えて行くのだから、有料も無料も関係ない、せめて無料にするのでできるだけたくさんの他人(ひと)に聴いてもらいたいと思ったのでありました。

聴いていただけるようであれば、全部ネット上で無料で聴けるようにしたので、ぜひ、聴いて下さい。

宜しくお願いします。

「仕事帰りの道すがら」ピアノ弾き語り

オリジナルソング。ダウンロード販売中。試聴も充実!聴いてみませんか!?気に入っていただけるようであれば、paypal決済でお買い上げできます。

音楽配信やってます。spotify、アップルミュージック、ユーチューブミュージック、ラインミュージック、アマゾンミュージック等でも聴けます。作品を通して聴いていただくのが一番のお勧(すす)めです。CDも販売中。

音楽は無料なのか?

今朝の新聞を見ると、日本で定額制のストリーミング音楽サービスの売り上げがダウンロードの売り上げを2018年ではもう抜いているということです。アメリカにいたっては75%がすでに定額性サービスを利用しているとのことでさらにびっくり。

ダウンロードサービスがはじまったのはついこないだの事だと思っていたのに、もはやそういう時代でも無くなったみたいで、今後どうなって行くのでしょうか?

以前にも書いた覚えがあるのですけれど、定額制のストリーミングは聴く側にとっては便利なサービスだと思うのですが、音楽を提供する側は儲かるのでしょうか?ものすごく疑問?

1回聴いてもらって1円にもならないんじゃ、私みたいな誰も知らないミュージシャンではなかなか儲からない。だって1万回聴いてもらってもその半分5000円くらいなものだもの。10万回聴いてもらって5万か。それじゃ生活できない。

若いミュージシャンはどう考えているのでしょうか?意見を聞いてみたい。こんな環境であれば、やはり音楽事務所なりに所属してサポートを受けて安全に活動した方が安心だものな。

前は有名な音楽ミュージシャンの発言なんかは結構社会的影響力なんかがあったような気がしますが、今の時代はIT企業の社長さんの方がよほど世の中に影響を及ぼしているような気がする。

いつ頃だろうか?音楽は時代の先頭じゃなくなった。IT産業の中で好きなように利用されているだけのような気がする。大変な思いをして音楽を創るのに。それでも無料がいいと言っている若者たちがいっぱいいる。不思議な世の中。音楽配信

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