今日は結構涼しいな。扇風機が要(い)らない。何書こう?朝顔が咲いてるな。最近多少、暑さが落ち着いて来たから、朝顔が元気を取り戻している。なんだかたくさん咲いているのだ。今年、キュウリが出来ない。黄色い花が咲いても、みんな腐(くさ)っちゃって、食べる機会が無い。ゴーヤは2つばかりなって、チャンプルーにしてもらって食べた。もいだその日の内に食べたので新鮮で美味(おい)しかった。ただ、なぜだか次の日下痢(げり)気味で、自分ちのゴーヤを食べて下痢してれば自業自得(じごうじとく)と言おうか、この責任を誰に取らせればいいのか、わからないのであった。
家の前をいつも通って行く少女が、我が家の腐ったキュウリの花を見て”バナナができている~!”と喜んでいたらしい。なかなかとぼけた笑いのセンスがあってよろしい。この子の将来は有望だ。
昨日、家にダニがいると言うので、家族がダニアースをかけた。昼間は家に戻って来るなと言われ、荻窪のピアノ室の帰り、どこかで昼飯を食べようと考え、結局は阿佐ヶ谷の蕎麦屋(そばや)さんでもりそば大盛を頼んだ。その蕎麦屋は最近知ったお気に入りの蕎麦屋で、麺が他の蕎麦屋と違って長めに切ってあって、つけ汁に蕎麦をつけるにはグッと頭の上まで蕎麦を箸(はし)でつまみ上げなければいけないのであった。グイッと天井(てんじょう)に向けて蕎麦をつまみ上げ、蕎麦の端(はし)が宙(ちゅう)に浮いたら、つけ汁につけてズズッとすする。ズズズズッ~。てやんでい!こちとら江戸っ子でぇい!と言いたいところだが、自分はただの田舎者で、江戸っ子にはずいぶん馬鹿にされて来た。江戸っ子のようにズズズズッ~と蕎麦を勢いよくすすりたいところを我慢して、江戸っ子じゃないので、多少遠慮気味にズズッ~とすすったのだった。(笑)
このブログを始めた頃にも書いたのだが、自分の子供の頃の大好物はあったかい天ぷら蕎麦だった。しかし最近は、自分の中の知らない江戸っ子の血が覚醒(かくせい)し出したのだろうか?冷たい蕎麦ばかり食べるようになってきた。新宿駅ホーム内にある総武線の階段を上がったところの立ち食い蕎麦屋の冷たいざる蕎麦は、つけ汁の醤油がキリッと効いてて料金が安いにかかわらず、すすると、夏の暑さを忘れる感じで爽快な気分になった。旨いもんだ!歳(とし)をくったんだな。(笑)
夕方、家に戻ると、家族がまだ家の中を整理整頓中で忙しそうにバタバタと動き回っていた。”手伝ってくれればいいのに~。”と、チクリと嫌みを言われたのだが、気にしないふりをしてシャワーを浴びた。晩飯を食べた後、自分の部屋で更にチビチビ、ビールをを飲んだ。昼間のピアノ室で録音した音源をチェックしないといけないのだ。土曜夜の自分は忙しい。音源を聴きながら、ふと気づいたのは、ここ何ヶ月もスピーカーの上に置いてあったミュージックテープ二つのうち一つが裏っ返しになっていて、その人の顔が見えないようになっていた。
ウチの家族が、ダニアースをかける時に、新聞で家の中のほとんどの物をくるんだと言っていたのだが、新聞をはがす時に、このミュージックテープのジャケットの顔写真が嫌だったのだろうか?たぶんそうなんだろうな、顔を見たくないから、裏っ返しにしたのだろうなと勝手に想像してしまった。その人と言うのは、ジョン・コルトレーンで、ここ最近、たまに昔買ったミュージックテープのベスト・オブ・ジョンコルトレーンを聴いていたりして、スピーカーの上に置いてあったものだ。
ジョン・コルトレーンについて軽く説明しておくと、チャーリー・パーカーやマイルス・デイビス以上に今のジャズの音楽シーンに多大な影響を与えた革新的な黒人のサックス奏者で、昔、通っていたピアノバーのマスターから、ジョン・レノンがリーダーをつとめたビートルズ来日年が今でもメディアで取り沙汰されるが、その年はジョン・コルトレーンの初来日の年でもある、ジャズをやっている人間にとっては、そっちの方が大切なんだよと、言われたことがあって、それほどジャズ界においては重要な有名人だ。
このテープがジョン・コルトレーンではなくて、同じ名前の白人であるジョン・レノンだったなら、家族はテープの表ジャケットを裏にひっくり返しただろうか?ふと、裏っ返しにされて置いてあるテープを見て、思ってしまった。
そういえば、ジョン・レノンの音楽は好きなのだが、なんだかジョン・レノンが最近は神格化され過ぎていて、このあいだなんかは、テレビでBTSの話題で盛り上がっていて、政治評論家のような人たちが、BTSが成功したのは、一人一人がジョン・レノンであって、七人のジョン・レノンがいたからなんだ!みたいなことを言っていて、この人達絶対にジョン・レノンの音楽を聴いちゃいないだろうなと思い、笑ってしまった。
ジョン・レノンの名前を使えば良いってものじゃないですよ!
家族は黒人があまり好きではないのかもしれない。そういえば、スライ・ストーン(かつての有名な黒人ファンク音楽ミュージシャン)の映画を観に行った時、イビキをかいて寝ていたからな。(笑)映画館の中に入ったとたん、スライの音楽がガンガンにかかっていて、”何?この音楽・・・。”と絶句された思い出がある。自分にとっては最高にイカした音楽なのだが、家族にとっては国内の音楽の方が全然フィットしているのだ。
可哀想(かわいそう)なジョン・・・
と思い、昨夜スピーカーの上にあった裏っ返されたテープをまた表ジャケットを上に向けて置き直した。(笑)
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