世界は広い

おにぎりを食べながら、久しぶりにこのブログに向かっている。窓から入る日差しも明るくて今日はいい天気。緑茶も美味い。典型的な日本人だな。ご無沙汰しておりました。

本日はこのブログ、私のストレスの発散場所として書こうと思っております。誰かが読んでるわけでも無いので気楽なもんだ。この2週間ほど、ある作業に追われてしまって、ようやく一昨日金曜夜に一段落ついたので、解放された気分でこのブログに向かっているのでした。

その作業というのは、フランスのシャンソンの曲を移調した(キーを変えた)譜面をつくってくれという依頼で、前も何度かやったのですが、今回ボリュームもすごくて2パターンのキーの譜面を出してくれとか、訳語の日本語だけでなく、原文のフランス語の歌詞も追加してくれだとか、だんだん要求がエスカレートしてきて、8曲分の譜面を作り上げるのに2週間弱かかったのでした。

その間、このブログを書くどころか他の作業もすべてストップしてしまって、つらい時期を過ごしたのですが、なんとか終了し本日を迎えたというわけです。

つらいとは書きましたが、また自分の音楽の勉強にもなっていると思っていて、これだけたくさんの他人の曲を分析するのも初めての体験でもあり、しかも有名な作曲家の先生の曲でもあるのだろうし、有名か有名ではないのか?はよくわかってないのですが、作曲者の名義を見ると、ミッシェル・ポルナレフとか載っているので、何か聞いたことがあるような?ないような?たぶん有名な人のような気がするのですが、そういう人達の譜面の移調作業を何の縁か?受け持ったのでした。

一応、この有名シャンソンの移調作業を一通り終了して思った感想は、やはり有名なだけあって、どの曲もすごく複雑で、考え抜かれてるなと、ほとほと感心したのと同時に、ここまで複雑にして何か意味があるのか?という正反対の気持ちも芽生えて来たりもして、微妙な心持ちなのであります。(笑)

自分が若い頃から聞いて来た音楽は、英米ロックや黒人音楽が主(おも)で、シャンソンというのは、”オ~、シャンゼリ~ゼ!オ~、シャンゼリ~ゼ!”と歌う曲と、越路吹雪(こしじふぶき)の『愛の賛歌』くらいしか思い出せなかったのですが、今回の体験で、いやシャンソンというのもイギリスやアメリカの白人のものとも、ちょっと違うフランス独特の色調のようなものがあって、驚かされたのでありました。

前にこのブログでも書いた、コードのトップノートが半音で上がったり下がったりするクリシェという音楽技法は、こうしたフランスのシャンソンにたくさん出て来て、それでクリシェというフランス語がそのまま使われるようになったのかな?とも想像できたりもして、また日本人である自分が同じような曲を作れと言われても、絶対にできないとも感じてしまうし、そうであればこうした複雑なコード進行をそのままパクって日本語を乗っけて歌ってみるのも手かなと思ったりもしたのですが、たぶん自分がそんなことするまでもない、今まで日本人の誰かがそうしたことをやって来たに違いないなとも思ってしまったのでした。若い頃のユーミンなんかは、こうしたシャンソンの有名曲なんかを研究して、自分の曲に取り入れたりもしたのかな?とも、邪推(じゃすい)するのであります。(笑)

とにかく曲の構造がよく作り込まれていて感服(かんぷく)するのでありますが、反対に、こうした作り方はとても白人的な考え方のような気がして、ついて行けないと思ってしまうところが私でして、(笑)本来、このメロディーとリズムで、なんでここまで複雑なコード進行をさせるのか?何か人間の自然の状態では無く、とても人工的な考え方のような感じがして、どこかに無理があると言いたくなるのでした。

音楽学校に行くと、こうした複雑なコード進行なども学べるのでしょうが、音楽はやっぱり学ぶものではなくて、感じるもののような気がするのです。

ただ、今回の経験で一番思ったことは、そんなことよりも世界中には色々な音楽があふれていて、どれも個性的と言おうか、音楽はこうでなければいけないと自分だけの世界に閉じこもってばかりいてもいけない、上には上がいる、世界は広い!!ということです。

今、開催中のサッカーのワールドカップを見ていても感じるのですが、世界には様々(さまざま)な人間がいて、思いもよらないような考え方やアイディアを持つ人間はたくさんいるのですから。(笑)

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ティファニーでクリシェはいかが?

最近どうでもいいことばかり、日常の事をブログで書いて来たので久しぶりに音楽解析(かいせき)を書いてみたいと思います。楽器をやらない人ご免なさい。

今回はクリシェの話をしようと思います。クリシェとはなんぞやといいますと。。。どうやらフランス語らしい、、、。が、今回は音楽用語的に、同じコードでトップノートが半音で下がったり上がったりするちょっとお洒落な進行です。

私も何曲かクリシェを使って唄を創っていたりします。ただ3コードで唄を作っていると飽きちゃうのでたまにはクリシェを使ってアクセントをつけたりするのです。

有名どころではスティービーワンダーの”I just called to say I love you”とかで使われていたりとかします。コード進行的には○m→○mmaj7→○m7→○mmaj7こうなってます。

もうひとつ、有名なのかどうか?わかりませんがレニークラヴィッツの”It Ain’t Over ‘Til It’s Over”という曲で○→○maj7→○7 進行で、この進行ライブハウスやライブバーで唄っていると、対バンの人が結構この進行を使っていたりしてレニークラヴィッツがいかに当時、影響力があったかわかるものでした。しかし、さすがに最近はこの進行も時代遅れになってきたみたいで余り最近は聞くこともなくなりました。

実はこのスティービーワンダーとレニークラヴィッツのクリシェ進行を2つ使っている自分の曲があるのだな~♪クリシェだらけで動くのですがただ単にパクっているわけでなくて、リズムがサンバ調になっているのです。ここが自分らしいかなと思ってます。(笑)

カーニバルという曲でギターの弾き語りだけではリズムがよくわからないと思いますがオリジナルのサンバなのです。(笑)おまえはマツケンサンバか!と言われそうなのですが、マツケンサンバよりもかなり本格的ですよ~。(笑)

誰も観てくれないけど、フルアコ弾き語りの動画よりさらにコアなガットギター弾き語りのオリジナルサンバも動画でありま~す♪下記参照

このようにクリシェというのはけっこうお洒落な感じになったりします。

ジャズでも”my funny valentine “とかクリシェで、マイルスデイビスのバックで弾いているハービーハンコックなんかもの凄いお洒落なピアノ演奏をしていて、ニューヨークに行ったことも無いのに行ったような気分にもなります。(笑)

前にも書いたことのある名前は忘れたんですけどアメリカのジャズ界で成功したなんとかさんが「モダンジャズの真実」とかいう本でデューク・エリントン(ジャズピアニスト、作曲家。ジャズの王道であり革新者でもある。)はテンション(テンションノートのこと。ドミソが協和音だとすれば不協和音を指す。しかしテンションが無いジャズなど無い。詳しくはウイキペディア参照)がクリシェしていると書いていた。

テンションがクリシェ!?

そりゃテンションだってクリシェするよな~。日本人の私としては考えたこともなかった。

スゲェ~な。

と思った次第でした。このブログを読んで下さってる音楽好きのみなさんもクリシェをたまに使ってみると良いですよ。ちょっとしたアクセントになります。何分

お洒落(しゃれ)ですから。(笑)音楽配信