音楽配信について② YUKIOの場合

前回よりの続きだが、自分では実はダウンロードで曲を買ったこともなく、音楽配信をして初めてspotifyといったストリーミングサービスを知りアプリケーションをダウンロードして聴いたという経緯がある。(笑)

古い人間と云われようが、実はダウンロードしたいとも思わないし、spotifyも無料なので聴いて便利だなと思ったが長続きしない。CDも好きではなかった。CDしかなかったので聴いてたが、一番好きなのは音楽テープだった。なんでかといううと一番手っ取り早い。カチッとボタンひとつ押せば音が鳴るんだもの!パソコンを開いて音楽を聴くというのはもう面倒くさい。

ダウンロードで買わない理由は、考えたことなかったが、やっぱり作品というものが聴きたいのであって、データを買うという感覚がよくわからない。中身は同じなのかもしれないが、データには質量が無いのだ。CDやレコードやテープには質量がある!(笑)やっぱりジャケットも含めて全体のその人の世界観に共鳴するから自分はそこに価値を見出しているような気がする。人間は重力の中で生きているんだ!。(笑)

けど、こんなことばかり言ってると時代に取り残されるばかりなので音楽配信はじめましたが、そこにはいろいろな世の中の商売の駆け引きがあるように思う。(続く)音楽配信

音楽配信について YUKIOの場合

音楽配信をはじめてもう1年ちょっと過ぎた。当然儲かるわけでもないのだが、なんとかできないかとずっと考えている。私みたいな売れない歌手がどうすれば唄を売れるのだ?日々自問自答してるのだが、そこにあるのは絶望的な現状がある。数年前まではiTunesでダウンロードだと持てはやされてたものがもう古くて、今はspotifyなどのストリーミングサービスが主体となりつつあるようで、聴く方はspotifyは基本無料、apple musicやline musicなどは月1000円ほどの定額制で聴き放題なので、これほど安上がりなことはない。ストリーミングに移行するのは当然といえば当然なのだが、音楽を提供する方にしてみればストリーミングはほとんど金にならない。1回聴いてくれて1円にならないのだから、100回聴いてもらっても100円にならない。もう名前の知れた有名な歌手達は何百万回、何万回と聴いてもらえてそれなりの金額になるかと思うが、私のような無名の者はぜめて何十回程度なものなのだ。これじゃ儲けとは言わない。

ダウンロードはもう下火だそうだが、1曲150~200円に設定して1回ダウンロードしてくれた場合、ストリーミングで200回くらいの聴いてくれたのと同じ収益となる。そちらの方が全然お得だ。ただ当然ダウンロードしてくれる回数はストリーミングに比べて全然落ちる。(続く)

音楽配信中

オリジナル唄へのこだわり

”うた”は英語でsongだが、漢字にすると一般的に”歌”にするのが普通なんだと思う。ただ私の場合、”歌”よりも”唄”の方に実は愛着があって、意識的に自分の曲を紹介する時に”唄”を使ってたりもする。

理由は大きな声でシャウトするような曲ではなく、かと言って小声でつぶやくような曲、たとえばボサノバ調(そうした曲もあるのだが、、、)ほど極端に小さい声でうたう曲でもなく、、、うまく説明できないが、要は鼻唄まじりの延長が自分の”唄”なのである。

風呂場に入って湯気の中、くつろいでつい鼻唄を口ずさんでしまう。そのメロデディーが私の音楽の原点”唄”なのだ。

ギターやピアノの楽器演奏も同じ感覚なのだが、唄もそうで、”上手い”という基準がよくわからない。世の中であの歌手が歌が上手いとか、あのギタリストの演奏が上手いとかよく言われるが、ただ声が出るとか、速く弾けるとか、そうしたものに実は私は全然価値を憶えてなくて、”上手い”の基準はいかに自分らしく演じられるかが自分の中の本当の心の中の基準なのである。

だから”唄”は自分に誠実でなければいけない。自分にウソをついちゃいけない。そこが始まりである。だからこそ自分にしか唄えないオリジナルなのだ。

音楽配信しています。気にいったらお買い上げいかがなものでしょうか?