歪(ひず)み系ギタリスト

自分の曲で「太陽」という唄があります。4つ目の作品のタイトルにもしてまして私にとっては非常に重要な曲です。歌詞の内容は8月今の季節の炎天下の太陽の下、”逃げ出すことはできないんだ~!ボクはキミの言うこと従うよ~!一人が嫌なら手をつなげ~!孤独が嫌なら手をつなげ~!”と独白し、(笑)”太陽は昇っていく~すべてを照らし~”と熱唱、(笑)最後、”灼熱の地獄をくぐり抜け、燃えろ~!燃えろ~!燃えろ~!”とシャウトするもので、(笑)とても熱いものとなっております。

太陽も暑いし、気持ちも熱いというダブルの熱でこんな熱い曲はないんじゃないかと自画自賛(じがじさん)なんかしたりはしませんが、(笑)とてもホットな曲です。

この夏の太陽の暑さを表現するために、”燃えろ~!燃えろ~!”とシャウトしたあと延々(えんえん)と歪(ひず)み系エフェクターを使ったギターソロが続くことになってます。(笑)

今時(いまどき)ギターを歪(ひず)ませてどうするんだ?時代はクリーントーンだと言ってるのに馬鹿かお前は?と言われてしまいそうですが、いいんです。歪(ひず)みが頭に聞こえてくるのです。時代なんて関係ないんです。歪(ひず)ませたいんです。

この歪(ひず)みを出すために録音した作品では音楽制作ソフトに入っているプラグインを使っているのですが、ライブで演奏するにはパソコンを持って行ってそれをギターのエフェクター代わりにするわけにもいかず、仕方がないので歪(ひず)み系のエフェクターを一つ買うことにしました。その時のお話をしたいと思います。

中野の〇I〇I(丸井)の隣の小さいビルの5階か6階に実は歪(ひず)み系専門のエフェクター屋さんがありまして、そこで今回上の画像のエフェクターを買ったのでした。お店の名前もそのまま「ヒズミ屋」。さすがに東京じゃないとこんな専門店お目にかかれはしないだろうと発見した時は思わず笑ってしまいました。

「ヒズミ屋」さんに入店すると、専門店だけあって所狭しと棚にエフェクターが飾ってあり、ざっとみたところ200~300くらい置いてあるのではなかろうかといった感じで、これすべて試し弾きするのも大変だと思い最初に価格帯を1.5万~3万のものに絞(しぼ)って、ギターを借りて弾いてみました。

それでも50台くらいありまして、50台の中から1台をなかなか選べないだろうと思い、2台ずつ弾き比べ感触の良かった方を残すというトーナメント方式の勝ち抜き戦にして順次試し弾きしていきました。女の子の店員さんも大変だったろうな。(笑)

汗をかきつつ何時間くらい試し弾きしたでしょうか?最後3つ残りまして、どれにしようか迷ったのですが、結局今回のエフェクターにしたのです。ブルーファズという商品らしく、あまり有名なものでもないみたいで、音楽ソフトのプラグインではディストーションを使っていてディストーションを買いに来たはずなのに、なぜか?どういうわけか?ファズになってしまった。

ファズといえばジミ・ヘンドリクッスなのでしょうけど、、、そのジミヘンが使っていたという有名なファズも弾かせてもらったのですが余りにクセが強くてこれは駄目だと思い辞退しました。気づくと外はもう暗くなってて急いで家に帰って夕食をとった思い出があります。

何時間もかけて選んだかいもあって、今も「太陽」を演奏する時は必ずこのエフェクターを使って延々(えんえん)ギターソロをとってます。

私は歪(ひず)み系ギタリストなのです。(笑)

いつもライブの最後に弾きまくるのですが、この「太陽」のイントロがかかり出すと、”ディープパープル~。”とか”パープルだ、パープルだ~、”とかチャチャを入れられたりします。これは馬鹿にされているのでしょうか?それとも誉(ほ)め言葉なのでしょうか?

気にせず今月もライブやります。8/9(金)夜8時より大久保水族館 料金1500円(本来お店の料金は1ドリンク付き1000円です。500円はYUKIO音楽チャージ料金として私本人にお渡しください。ご理解の上ご来店ください。)

ただ今回はこの曲やりません。次回やります。やりませんがおもしろい曲たくさんやってますよ!お待ち申し上げております。音楽配信

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