いまどきのライバーなYUKIO

ギター、ピアノ弾き語りのバンド化作業が終わってしまい時間ができてしまった。作品を3つに分けたのだが、これをどう形にしようか?と考えてたりもするのだが、その先にミニアルバム「青森」も形にしていない。ダウンロードだけは始めたのだが、どうせ誰も聴いてくれないだろうという予測も成り立つので、自分とすれば、そんな音楽配信というものだけでなく形として自分の手元に残しておきたいのだ。

いままではCDにして来たのだが、別にCDにこだわっているわけではなく本当はビニール盤のレコードとかカセットテープでもいいのだが、料金が高価で手が出せないのでCDにしているだけなのである。

最初、ギター、ピアノ弾き語り「YUKIO」、「YUKIO PIANO」は業者に頼んだわけでなくCD-Rを盤面印刷して、歌詞カードを入れて、紙ジャケットも自分でひどいものだがデザインしたり、知人を頼って制作してもらったりもした。バンド形態にした「COCOLO」からはCD-Rではなく、業者にデータを渡して、完全に音楽CDとして制作している。

大勢のお客様が買ってくれるという当てもないのに、こうしたことをやってきたのは、ひとえに自分の命の次に大切な作品を形にしておきたかったからだ。ダウンロードやストリーミングといったものは聴く側からすれば便利なものなのだろうが、やる側からすれば何も残らないと言おうか、やはり自分が生きた証(あかし)を形として、目に見える物として残しておけば、何か安堵感を覚えるのだ。

だから「青森」という作品も、ミニアルバムなのだが、CDかなにかの形にしたいと思っている。しかし、自分の頭の中にはこの音楽を創るという脳ミソとは別に、お金の算段をするまた自分の脳ミソがあって、ただ何も考えずに、当てもなくCDを作っても、金の垂れ流しになる、、、なにか違ったアイデアが無いものか?と日々考えるのである。いままでと同じ轍(てつ)を踏(ふ)んではいけない、、、と。ただ、何の形であれ形には残したいという思いがあり、どうしようか?と悩むのであった。

この「青森」の次の10何曲入りの作品も出来上がっている。1曲目の「ひまわり」という曲だけをとりあえずストリーミングで音楽配信してみたが、全曲を無料(ただ)で聴いてもらって何かが変わるのか?それであれば、誰にも聴いてもらえなくても何か形として自分の下(もと)に残しておきたいという気もするのである。正直、ヒットチャートなんてものはもう何十年も聴いてはいないし、家ではもう最近あまり音楽なんて、気に入ったものだけしか聴いてない。その中にいままで創ってきた自分の作品もあったりして、自分で楽しむだけでも十分なような気もする。なぜ、わざわざ金をかけてまで他人(ひと)に聴いてもらおうとするのか?

こう思う自分の心もあるのだが、一方で他人(ひと)に認められてなんぼのものじゃ!音楽の道を志した時、自己満足で終わらせてはいけない、趣味ではやらないと決心したではないか!という気持ちもあって、もともとは誰にも相手にされない音楽を、自分だけは信じてここまでやって来たではないか、最後まで道などなく、荒野しかないのかもしれないが、それでも筋を通せ!と、叱咤激励(しったげきれい)する自分の姿もあったりする。

とりあえず、いろいろ悩んだりもするのだが、最近は時間が空いたので、それを利用してネットでライブ配信を始めてみた。(笑)年甲斐もなく、いまどきのライバーなYUKIOなのである。(笑)前にこのブログでコメントを残してくれた人からライブ配信してみればとアドバイスを受けたのだが、作品のミックス・マスタリングの作業に時間をとられて1~2回やってそれっきりになってしまっていたものをまた再開した。

ニコニコ生放送というサイトで”小さな声のライブ”というタイトル名で夕方くらいに配信している。 ”小さな声のライブ” とは家が狭くて外に音が漏(も)れちゃうので、大きな声が出せず、ボソボソ唄うだけのライブになってしまうからだ。(笑)先週は結構、毎日のように配信した。

声が小さいので、お持ちのスマホやパソコンのボリュームを上げてね!と説明文も入れてあるのだが、まあ、あまり聴いてくれる人もいないし、自分もそんなに期待しているわけでもない。当然か。(笑)ただ、何となく、この”小さな声”というのは気に入っていて、コロナ前のライブをやっていた時にはいつもこんな感じで、部屋でボソボソ、ギターを爪(つま)弾きながら練習していた。まあ、このライブ配信は練習がてらという意味もある。(笑)本当は、曲を創る時はもっと声が小さくなって、コタツに足を突っ込み、あぐらをかいて、上手い歌詞が思い浮かべば、ノートに書きとって、ポロロ~ン♪とギターを弾くのだ。家族にも聴かれはしないかと、窓も扉もキッチリ閉めてね。(笑)この姿は誰にも見せられない。一人だけの時間、空間。他人(ひと)の気配がするだけで、もうすべてが台無しになるのである。(笑)

小さな声のライブ” の方は、背景も、白、黒、緑の布(ぬの)を上から吊るして、日ごとに変えたり、専用の照明もつけていたりもして、他人(ひと)から目線も一応は気にしながら唄っていたりする。ただし髪がボサボサ。(笑)このセッティングが面倒くさいのだが、頑張ってやるようにしている。

このライブ配信には上に書いたように、そんなに期待はしていないのだが、ニコニコ生放送ではこのライブ動画が何週間かウエブ上で残されるので、それを利用してnoteというサイトに、その日のライブ曲のセットリストをspotifyでつくって、感想と合わせて貼り付けて公開するようにした。

クリックするとページにとんでいけます。

こんな感じで、このブログとはちょっと違った形で、くだけた感じで文章を書いてたりなんかする。(笑)ライブは小さい声なので、大きな声で聴きたい場合はspotifyのリストで聴いて下さいとかなんとか主張したりするのだ。(笑)

また”小さな声のライブ” をする度(たび)に、 spotify にリストを作るのだが、そのリストに鳥の名前をつけるようにしている。上のページでは、ツグミだし、他にシジュウカラだとか、ヒヨドリだとか、適当に名前をつけてアップしている。なぜこんな鳥の鳴き声をつけたのかといえば、自分は鳥のさえずりを聞くのが好きで、鳥の鳴き声といっても注意してよく聞けば、千差万別おなじさえずりなんかはなくて、まちまちなのだ。

自分の曲も、曲順を変えるだけで全然聞こえ方が鳥の種類のように違ってくると思い、同じ曲群でも、その連なりが違えば、違う響きが聞こえる。こういう楽しみ方があっていいんじゃないかと思ったのである。今日はツグミのようにさえずったし、明日はシジュウカラのようにさえずるぞ!と感じると、なんだか毎日おなじ曲を唄うにしても全然気持ちが違ってくるといおうか、楽しくなってくるのだ。

一応、”YUKIO 小さな声のライブ セットリスト”として、いままでのセットリストはnoteのマガジンとしてまとめられているので、興味のある方がいるかはわかりませんが、のぞいてみませんか?

クリックするとページにとんでいけます。

noteにはこの ”小さな声のライブ セットリスト” だけではなくて、いくつか自分が書いて来た文章をまとめたマガジンが無料で読めたりもする。”木曜のともだち”から”最後のともだち”まで8本の私のかつての友達との思い出話をまとめたものとか、こちらを読んで”ともだちがほしいよ ver.2”の動画を見ていただければ、更に楽しいかもしれない。

ただしこの動画をニコニコ動画に上げたら、「目がラリってて、危ない人~?」みたいなコメントが入っていたりもした。(笑)世の中がおかしいのか、自分がおかしいのか?よくわからない。(笑)おしまい。

音楽配信中!

「ひまわり」音楽配信はじめました。

ミニアルバム「青森」の音楽配信、YUKIOストアでのオリジナルCD販売と、立て続けに行動を最近起こしたのですが、実はあともう一つあって、「ひまわり」というシングル曲の音楽配信も別に始めました。今回はこちらの話をさせていただければと思います。

「青森」に入っている5曲はダウンロードでしか全編聴けなくなっているのですが、「ひまわり」の方はストリーミングでも聴けるようになっています。ですのでスポティファイアップルミュージックラインミュージック、あるいはレコチョクでも、みなさんのお気に入りのストリーミングサイト上で聴けますので、ぜひ聴いてみませんか!?もちろん無料ですよ。ダウンロードもできます。

「ひまわり」をなぜ、「青森」とは別にストリーミング配信したかの理由をまず語らなければなりません。別にそんな大した理由もありませんが(笑)、配信を依頼しているtunecoreさんからなぜだかアルバム、シングル、動画を1年間配信無料サービスというメールが来たので、急いでアップしただけなのでした。(笑)

「青森」という作品はもう2,3年前に出来上がっていて、いずれは音楽配信したいと考えていたので、今回ちょうどいいや!と思いアルバム配信を決め、動画も1本無料ということだったので、「青森」はダウンロードだけなので、どうせ誰も聴いてくれないだろうと考え、1曲くらい全編聴いてもらうのもいいかと思い、急ぎ「青森」1曲目の「船」という曲の動画を制作しアップしたのでした。

そしてシングルの方はどうしようかと、いろいろと思いめぐらしたのですが、実は「青森」の次の作品、10何曲あるのですが、そちらももう出来上がっていて、いずれはCDを作って、ダウンロードだけの音楽配信を考えていたのですが、今回思い切ってその中の1曲をストリーミング配信してみようと決断したのでした。それが「ひまわり」という曲なのです。次の作品の1曲目に入っている唄です。

ダウンロードだけの強気の考えをなぜ撤回したかというと、簡単で、みなさん誰もダウンロードしてくれない、前回のようにオリジナルCDを買ってください!と、いくら強気な発言をしても、誰もそんなこと、耳をかしてはくれないのですよね。(笑)であるならば現実を直視しなければならないと思い、苦渋(くじゅう)の決断だったのですが、考えを改めたのでした。ただし、誰にも相手にされなくても自分の主張は最後まで通したいという気持ちは今も変わりはありませんし、事を重ねるごとに、あきらめずに、しつこくアピールしていきたいとは思っています。応援してください!できればアルバムで買ってね。(笑)

ミニアルバム「青森」はダウンロードのみ、「ひまわり」はストリーミングでも聴けるようにして、どういう数字が出て来るのか見てみようと思ったのでした。もはや音楽というものがストリーミングのサブスクリプション(定額)サービスにとって代わられるものなのか?どうなって行くのかはわかりませんが、ダウンロードのようにまとめて曲をアップするよりも、ストリーミングが主流となるのならば、ある程度頻繁(ひんぱん)に新しい曲をアップして、自分のアーティストページを更新していく方法の方が聴いてもらえる可能性が高いような気もするので、今回を機に毎月新しい曲をアップするというのも一つの手なのかなとも考えていたりなんかもします。

ただ、そんな毎月新しい曲をアップして無料で聴いてもらっても、長くは続かないだろうし、音楽配信業者がこうした考え方を煽(あお)っているだけのような気がしないでもありません。次に予定していた10数曲の作品を、1曲目から順番に、月ごとにアップして行って、1年間だけストリーミングで聴いてもらって、終了した後にCDを作ってもいいかな?とも思ったりもするのですが、それでも配信が終わるのは2年後くらいになるし、はたしてそれで合計でどれくらいの人が聴いてくれるのかも想像がつかないのです。それなりの配信料もかかったりするので、対価に見合ったものになるのだろうか?まあ、CDを制作するのに比べればかなり安価なのですが・・・。悩みどころなのでした。

ただ、言えることは、

今のままでは何も変わらない

ということです。

同じことばかりをやっていても仕方がない、、、発想を変えなきゃ、、、このブログを書いていく内に、なんだか、やってみようかなという気持ちも芽生えてきました。残りの自分の人生の時間を考えたら、やるしかない。

自分の心情ばかりを語ってしまいましたが、この「ひまわり」という唄の内容も語っておかなければなりません。この唄は前の家に引っ越して来た矢先に思いついた唄で、音楽構造的には前に創った私の作品に比べればすごく単純でわかりやすいです。ですので登録ジャンルをJ-popにしました。はたしてこの曲がJ-popかどうなのかはわかりませんが。(笑)ちなみに「青森」の方は演歌で登録してあります。(笑)

この曲を思いついた時に、何か”はじまり”の雰囲気を感じて、いずれ完成した場合は作品の1曲目にしたいとずっと無意識中で思って来ました。現実は上記の通り、まだ他人(ひと)の目には触れてませんが、私の次の作品の1曲目に落ち着いたので不思議な縁(えん)を感じたりします。

そして、井の頭公園で唄っていた時、家族がたまたま近くで聴いていて、「その曲はじめて聴いたけど、いいんじゃないの!」と言ってくれた曲でもあって、歌詞の内容は、生きることは辛いことばかりなのだけど、わずかな希望の灯さえあれば何とかなる、背中を丸めないで、日に向かって咲くひまわりのように背筋を伸ばして堂々と生きよう!という人生の応援歌になっています。コロナ禍前の、井の頭公園祭りでステージに上がって唄った歌でもあるのであります。(笑)

「ひまわり」ぜひ、聴いてみませんか! 音楽配信中です。

YUKIOストアはじめました

ギターとピアノ弾き語りで唄って来た曲のバンド化と言おうか完成形が、実は先日できあがった。全部で29曲ある。若い頃からずっと頭の奥でうごめいていた得体のしれないものが、とうとう目の前に現れたのだ。この唄たちが他人(ひと)に認められようが、認められまいが、唄を創った私にしてみれば、もう余り関係が無いと言おうか、この世に生まれて来た自分の心の叫びを自身で聞けたのだ。とりあえず肩の荷がおりた。もういつ死んでもいい。やるべきことはやった。

こんな感じで次の展開を今、いろいろ模索している。

それで手始めに、今まで創って来たアルバム作品をストリーミングやダウンロードといった音楽配信ではなくて、手元に持っているオリジナルCDをネット販売することにした。baseというネットショップ開設サイトのアカウントだけを以前から持っていたのだが、もう曲のミックスやマスタリングをしばらくはしなくてもいいので、その時間を利用して簡単にYUKIOストアというネットショップを作ってみた。

画像をクリックするとページに飛んで行けます。

こちらがYUKIOストアになっていて、過去の5つの作品「YUKIO」、「YUKIO PIANO」、「COCOLO」、「太陽」、「月」が買えることになっている。まあ、どうせ誰も買ってくれないだろうとは思っているのだが(笑)、あきらめちゃいけない。あきらめからは何もはじまらない。あきらめるとすべてが終わってしまう。

昔、ライブハウスかバーで一緒になった共演者の人に、”この人、自分の曲をいい曲だと自分で言ってるよ!普通そんなこと自身で言うかね!?”と、からかわれた事があるが、何を言ってるんだぁ!?

自分でいい曲だと信じない限りは、誰が信じてくれるんだ!!

そんな冷めたこと言ってるから、コピーだとか、どうしようもない曲しか創れないんじゃないか~!と思ってしまったことがある。(笑)ちなみにこの人は、ネットで特定されるようなことを余り書きたくはないのだが、世渡り上手な感じで、自分のライブに有名人や映画監督を呼んで、その名前のもとでたくさんお客さんを入れていた。(笑)たぶん、もの凄く自分のことを謙遜(けんそん)して、そうした有名人に取り入ったのだろうが、自分とすれば、そんなの関係ない!あくまで音楽勝負だ!と、この歳になって、いまだに、青くさいことを言っている。(笑)

あるいは、CDを売りに行った別の人には、”YUKIOさん、ずいぶん自分の作品を褒(ほ)めるね、もしかして自分好きっ子ちゃんなの?”と、からかわれたりもした。

バカヤロ〜!営業するとはそういう事だ。自信があるから営業に来てるんだ〜!

と、内心思いつつ、しっかり頭を垂れ下げて買ってもらったりもした。(笑)ちなみにこちらの人もCD何枚も続けて買ってもらったのだが、直近の「月」という作品を営業時に断られてしまった。断り文句が、自分は音楽に対してはうるさくて、気に入ったものしか買わないという。それは誰もがそうなのだと思うのだが、私が思うに買ってくれなかった原因は、前の作品を買ってくれた時に送料か消費税だったかを振込時に入ってなかったので、あらためて入れてもらったという経緯があって、それが気に食わなかったのだろうなと思っている。

こんな感じで今までの私の作品に対する熱い想いを今回は語ろうと思うのだ。

自分は、スマホは古いアイフォンを持っていて確かアイフォン7だったと思う。中古で買ったやつで、その前はアイフォン4 sをもう何年も使っていた。もはや5Gの時代、興味がそんなに無いと言ってしまえばそれまでなのだが、完全に時代遅れである。(笑)しかし、最低限世の中の動きはチェックするようにはしていて、自分の曲をスマホで聴いたりもする。すると、アイフォン 7で聴くとどうもおかしく聴こえるのだ。スマホだとL(左)+R(右)のステレオだけでなくて、上と下もある感じの4方面から音が出ている感じがして、マスタリング時、モニター用のスピーカーの前で、自分がこれでいい、これで他人様にも聴かせられると判断した完成形の音とは違うように聴こえるのだ。まだ4sの方が、多少は違っていたのだが、L+Rのステレオ感覚に近い感じになっていて、私が思い描いた音に近い音が出ていたような気がする。

このアイフォン7、上にも書いたように中古で買ったものだったので、スピーカーがどこか壊れているのかな?と思ってもいたのだが、他の人のアイフォン で自分の曲を聴けるわけでもなく、いまだに、このアイフォンが壊れているのか?それともアイフォン そのものが最新のものに変わるうちに音の出力の仕組みを変えたのかは、確認できないのであった。

ただ、アップルミュージックから先日メールが来ていて、アイフォンでバランスよく聴こえるようにするプラグインを作ったので、それを最新のLogic pro(私が使用しているアップルの音楽ソフト)で使ってみてくださいとのことだった。しかし残念なことに、私がLogicを入れているノートパソコンが古くて、最新のLogicにアップデートできないのでこちらの方も確認のしようが無いのであった。(笑)

スマホはアイフォン だけでなく、グーグルのアンドロイドもある。アンドロイドスマホの音がどういうものなのかもわからない。なにせ一人でやっているので、確かめようがないのだ。もう少し友達がいればな〜と思うのだが、、、。

しかし、アップルやグーグルを当(あ)てにしても仕方がない。子供の頃にはGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)なんてなくて、生きて来れたんだから、これからも生きていける!(笑)いっその事、スマホを外で鳴らす場合はモノラルにすればいいじゃないか!とも思ったりもする。(笑)

なぜ、こうしたスマホの音源の話をしたのかと言えば、ストリーミングやダウンロードの音楽配信で私の曲を聴いてもらった場合に、私がマスタリングして、これを聴いてもらいたいと思った最終形の音とは違っているのではないのだろうか?と心配するのであった。確認のしようがないのだ。

私が持っているアイフォン 7で「夜の海辺」を聴くと、フルアコで弾いている間奏のソロが全然聴こえなくなっていたりして、この音のバランスで他人(ひと)に聴いてもらいたいとは思わないのだが、確認のしようがない。

スマホだけでなく、パソコンからスピーカーにつなぐ人や、専門オーディオで聴く人など、今の時代、人それぞれ聴く環境が違っていて、どれで聴いてくれなんて、こちらから言える立場ではないのだが、私とすれば、スマホではなくてL+Rのステレオの前(スピーカー2つと自分がちょうど三角形になる感じ)で聴いていただくのが一番自分が聴いてもらいたい音の状態に近いのではなかろうかと思っている。

そうした環境で、精魂込めて何年間(いや、曲の思いつきから数えれば何十年)もかけて創ったのが私のオリジナルCDなのだ。ストリーミングやダウンロードで、からかい半分、おもしろ半分で1、2曲聴いてもらっても、自分のこれまで命がけで人生をかけて創って来た音楽の世界をわかってもらえるはずはなく、前も書いたと思うのだが、やはり作品全体を通して聴いてもらいたいというのが自分の希望なのである。

音質についても、もう少し述べたい。自分が最終形としているのが、CD規格のサンプルレート44100Hz、16bit、wavファイルにして最後アイチューンズに曲を並べて、それで納得がいくものが出来上がれば完成したということにしている。最近は24bit以上のハイレゾ音質なんてものまであるのだが、一番音質の劣る16bitで調整するのだ。16bitで調整しておけば、あとでいくらでも24bitで調整できるからだ。

このように曲の思いつきから、マスタリングの最後まで、一人ですべてを何十年もかけて創って来た。しかもジャケットデザインも8割がた自分でやっていたりなんかして、、、本当、自分もしつこいな。(笑)

この作品(CD)制作を何かの作業に例えようとするならば、窯元(かまもと)に近いのかもしれない。何百もの皿や瓶(びん)を丹精(たんせい)こめて自分のこの手で土を練り上げ、固めて、焼き終わった後は、気にくわないものは一つずつすべて壊していく、そして残ったものだけを自分の作品にする。気の遠くなるような時間と労力がかかっていたりするのだが、ただ時間をかけただけでは何の意味もないとも思っている。要は作品の質なのだ。過程に酔っては駄目だ。過程に自分がどれだけ努力してきたのかを語る他人(ひと)は死ぬほどいるのだが、、、というか日本の世の中みんなそんな感じになっていて、ついて行けないのだが、

前にテレビの散策番組で、浅草かどこかの江戸の彫り物店が紹介されていて、ある商品が100万円以上するのでレポーターが料金高い!どうしてこの商品だけこんなに高いのか?と尋ねたところ、店主が言うには、この商品はお手製で1年以上かかって製作されて出来上がって来ているからだと説明していた。

1年かけたものが100万円、、、、?

時間さえかければいいのか?と思ってしまった。自分とすれば、そんな1年どころか何十年もかけて創ったCDを1500円や2000円で売っていたりする。こんな安いものはないのに・・・、それでも高いと言われ、誰も聴いてくれない。この店主、甘いんじゃないかと思ってしまった。過程なんて、お客様にとってみればどうでもいいんだ!!お客様にとって一番大切なことは、それを必要としているかどうかだ!自己満足で料金をつけるんじゃない!!と思ってしまったのであった。(笑)スイマセン、、、

こんな誰も言ってはいけないことを言ってしまった自分ではあるが、(笑)自分のオリジナルCDを売るストアを作ったのである。(笑)馬鹿にしてくれ!笑ってくれ!無視してくれ!(笑)ただ音楽はそこら辺で聴けるものとはちょっと違うよ!気に入らなければ、それはお前さん、人生の肩書という音楽だけを聴いているんじゃないのかい!?(笑)どんどん過激になって行く。(笑)このままじゃ収拾(しゅうしゅう)がつかなくなるのでもう止めようと思う。ただこれだけは言いたい。作品を通して聴いて下さい。そんな1、2曲聴いてコイツの音楽は良いとか悪いとか、無料(ただ)なら聴いてあげるとか、評論家みたいに貧乏くさいこと言うのは、いずれそれはアナタの身に降りかかってくることでもあると思うからだ。

本当にお金のない人が自分の音楽を気に入ってくれて、聞きたいと言ってくれるなら、いくらでも無料(ただ)で、どこに行っても唄う!ただ今の時代、お金も十分あるのに、なんだかいろんな条件をつけてくる人がほとんどだ。音楽が良い悪いかの以前に、ものの良し悪しが何か別の次元、、、お金で語られているようなそんな気がしてたまらないのであった。(笑)

オリジナルソング。YUKIOストアはじめました。

聴いてください。YUKIOストア

音楽配信もやっています