”天国キス”というこの曲、私が何か新しく唄おうとする時いつも最初に唄う曲です。自分の人生の始まりの曲といっていいかもしれません。この唄が頭に聞こえてきたことが私を音楽に夢中にさせるきっかけとなりました。
単純な曲だと思われるかもしれませんが、自分の中ではこんな深い曲は無いと思ってます。
リズムはジャングルビートといって昔のリズム&ブルースではよくあるものですが他の曲と違って、この曲はなかなかコードチェンジしないところに特徴があります。私の曲全般にも言えますが、なかなかコードチェンジしない(笑)。ですので単調に聴こえるのですよね。ただそうした不遜な反応した人達に言いたい、試しにギターを弾いてこの唄うたってみてよと。1回じゃたぶん唄えない。それほどこのリズムでこのメロディーを唄うのは結構難しいと思います。
歌詞は”神様おたすけを!仏様おたすけを!稲尾様おたすけを!”と連呼しています。”神様、仏様、稲尾様”・・・平成も終わろうとしている今日、こんな昭和30年代の流行語を取り入れてどうすると言われそうですネ(笑)。稲尾様って誰?という声が聞こえて来そうです。ちなみに稲尾は昭和の昔、プロ野球西鉄ライオンズの投手で日本シリーズで稲尾が神がかりのピッチングをして巨人に逆転優勝した偉大な人なのです。私も実際見たことが無いのですが、、、。ただ、頭にそう聞こえてきたからいいんです!それが変であろうが、無かろうが、不条理であろうが、無かろうがそう聞こえて来たのですから。
世の中不条理だらけなのに、唄がなんで不条理であってはいけないのでしょうか?すべては不条理だらけなんですから。
さあ、みなさんも一緒に唄いましょう。”神様おたすけを!仏様おたすけを!稲尾様おたすけを!”