ボクがキミをみている

今日も暑い。もう9月の中旬というのにまだ暑さが収まらない。部屋ではエアコンのクーラーをかけている。さて、今回語ろうと思っているのは、ギター、ピアノ弾き語りでやって来た曲をバンド化した作品群の最後の第3弾がめでたくジャケットまで完成したという話だ。

作品タイトルを「ボクがキミをみている」という。なかなか意味深なタイトル名だ。(笑)10曲入っていて、最後の曲がこの「ボクがキミをみている」という曲になっている。それと最初にギター、ピアノの弾き語りでもやったことがない曲、2曲が入っていたりする。誰にも聴かせたことのない、いわゆる新曲という奴だ。新曲と言っても、自分が20代そこそこで考えついた曲で、歌詞が無茶苦茶無責任な感じで、大人となってしまった今では、こんな歌詞ありえないだろう!と思ってしまうのだが、当時の切羽詰まった感じが出ていて、そのまま唄っていたりする。1曲目などはラップなのであった。(笑)

その最初の2曲以外はすべてギターかピアノの弾き語りで唄って来た曲で、この「ボクがキミをみている」という作品で、今までの私の曲がすべて一応の完成をみたという形になる。思えば長かった、、、しかしながら、若い頃、自分の頭の中に描いた唄が、現実に存在する曲にできようとは思ってもみなかった。何度、溺れかかって、諦めようとしたか。まあ、これが私のこの世に生まれた運命だと思っている。

こうした私の曲群を客観的に見ると、ほとんど、その時その時の流行歌等とは無縁な感じで、我が道を行くような感じになっているのだが、それもそれで仕方がないと思っている。第一、ヒットチャートを聴いて来ていないのだから、影響そのものを受けないのだ。(笑)

しかし、このままではいけないとも思っている。やはり大変な思いをして創ってきた曲達なので、他の人にも聴いてもらいたいのだ。大勢の他の人たちにも聴いてもらってこそ、私の曲は本当の意味で完成すると思っている。誰にも相手にされない私のオリジナルソングだが、この「ボクがキミをみている」という作品で、一応の創作上の完結なのである。これで若い頃からの私の頭や心の中をすべて外に吐き出したことになる。吐き出したと言おうか、吐き出さざるを得なかったと言ってしまった方がいいのかもしれない。

世の中は常に動いていて、どうなって行くかなどはわからないが、自分を信じて動いて来た結果がこの「ボクがキミをみている」に結びついていると思う。自分の未来がこの後、どうなって行くのかもわからないが、この「ボクがキミをみている」まで創れたということが、なんだか自分自身で安堵できると言おうか、ああ、もういつ死んでもいいかなとも感じられるのである。(笑)それほど長い道のりだったとも言える。

自分の人生の残りの時間があとどのくらい残っているのかはわからないが、次のステップに行かないといけない。まだ見て見ぬ風景や考え方がたくさん世の中にはあるだろうから。

”ボクがキミをみている”ピアノ弾き語り

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今 

本日も暑い日が続いております。いかがお過ごしでしょうか?ということで今回はまた新しく制作した動画についてお話をしようと思います。前回は”chu!chu!chu!(チュウ!チュウ!チュウ!)”という曲の動画についてでしたが、今回は”今”という曲についてです。ストリーミング配信をはじめた『月』という作品の中の6曲目です。

前にも述べましたが、この『月』という作品をストリーミング配信はじめたことで、中に入っている曲のプロモーションとして動画をなるべく制作しようと考えたのでした。その第一弾が”熱帯夜”という曲で、第二弾が”chu!chu!chu!”、そして今回の”今”が第三弾となります。

”熱帯夜”、”chu!chu!chu!”と試しにがんばって動画を作ってみたのですが、数字上の結果がほとんど得られず・・・(笑)、自暴自棄(じぼうじき)になっているようなところもあるのですが、あまり細かい事まで気にするとやってられないので、第三弾の”今”の動画も制作しちゃいました。(笑)動画を制作するノウハウなど何にもないのに作ってしまうというのは、やはり動画制作という行為自体が自分に合っているのかもしれません。なんだか制作していると楽しいのですよね。(笑)時間さえあれば自分の音楽を抜きにして、ずっとこうした動画の編集作業をしていてもいいかな?と思ったりもしたのでした。

ただし、楽しいと言うのと動画作品のクオリティーはまた別の問題で、クオリティーが低いのでみなさん誰も見てくれないのかもしれませんが、いや、それは動画に限ったことではなく、音楽だってそうなんだろうし、、、そうであれば自分の音楽はクオリティーが低いことになるな、、、ウム、この話は置いておいて、とにかく”今”という曲の動画を時間をかけずにパッと作ったのでした。(笑)まず、その経緯を話さなくてはなりません。

頭の中で朝起きる前に、歌詞に合わせる形で、動画全体がどう流れて行くかを大まかに設計し、具体的なカット割りを歌詞の横に入れて完成させた紙を持って、ロケ先となる善福寺公園に先週日曜日に出かけたのでした。

歌詞はボートに乗った主人公の妄想のような内容になっていて、どうしてもそうしたボートに乗るシチュエーション(状況、場面)が必要だったので、いつも唄っている井の頭公園のボートに乗って撮影しようかなと最初は考えたのですが、今、実は井の頭公園の池は工事中で貸しボートはやっていなくて、どこかで貸しボートをやっているところはないかと探したところ善福寺公園が見つかったのでした。

善福寺公園。

そう!あの善福寺公園。私が毎朝、死ぬほど、飽きもせず散歩した、私のホームタウン。私が大好きな善福寺公園に久しぶり行ける~!と思い、喜々(きき)として西荻窪に出かけたのであります。毎週のように井の頭公園で唄っている私ではありますが、正直、井の頭公園は人でいっぱいで、緑と一緒にくつろぎたい私は、一人でのんびりできる善福寺公園の方が全然いいのであります。

久しぶりの善福寺公園は、真夏の昼下がりのせいか相変わらず人がまばらで、何十年前、ここで我が家のインコの花ちゃんのお墓をアイス棒を突っ立ててつくったよなと思われる近くのベンチも残っていたりして、せっかくだしここで最初のカットを撮るか!と思い、安いカメラをバッグから取り出したのでした。(笑)

カット割りを考えた紙を参照して、公園内を巡り、いろいろと撮影した後、いよいよ善福寺公園のボートに乗り込んだのであります。実は善福寺公園のボートには、あれだけ毎朝、毎夕、周りを散歩していたにもかかわらず、実は乗ったことが無くて、(笑)今回初めてなのでした。

貸しボート乗り場には誰もいなくて、困ったのですが、波止場からやさしそうなお兄さんがやってきて、「オレ、ボートに乗ったこと無いんだけど、大丈夫かな?」と訊くと、「イヤ、そんな誰でもできますよ。」と言われ、簡単なレクチャーを受けて、一人で公園の真ん中の池にむかって漕ぎだしたのであります。ボートの中は炎天下でもう暑くて死にそうで、こんな暑けりゃ誰もボートに乗りはしないよな!と文句をつけて叫ぼうにも誰も聞いてくれないほど池は閑散(かんさん)としていて、池の中で自分のボートだけが浮いているのでした。

池面に反射した日光が痛い感じで顔に突き刺さって来て、こりゃ相当日焼けするなと思いつつ、こういう状況を自分が望んでいたことを再確認し、わざわざ持ってきたカメラの三脚を立てたのでした。最初自分の前にカメラを立てて撮影したのですが、よくよく考えると手漕ぎボートの帆先は自分の背中側にあって、帆先が進んでいる画像が欲しかったので、カメラを背中の後ろに持ってきてボートを漕いだのであります。その時自分の重心がズレちゃって思わずボートが転覆しそうになってしまったのですがなんとかのりきり、やさしそうなお兄さんが待つ乗り場に帰って来たのでした。

ボートから上がると、お兄さんから「漕ぎ方、なかなかのものでしたよ!」と言われ、なんだか喜んでいいのか?悪いのか?微妙な感情が沸き起こったのですが、これもいい経験だと思い、帰り道の途中、昔よく食べたパン屋がいまだに開いていたので、そこのたまごサンドを買って家に帰って来たのでした。

今まで、いくつかの動画をかなり力を入れて作ってきたのですが、制作のために外にロケに行くなんてことは初めてで、撮影ロケって結構楽しいと言おうか、旅行もそうなのですが、目的のない外出ほどつまらないものはないと言おうか、やはり人間は目的があると、それが実現しようがしまいが、それに向かって一生懸命行動するので、その汗かきが楽しいのだろうなと思うのでした。

そして次の日、今度は家の中でメインの唄のカットを撮影したのです。前回から顔を撮る場合は、その前に髪をとかし、無精ひげをそり、鼻毛を切り、リップクリームを塗るように注意を払うようにしています。(笑)いかに普段の自分が外見を何も気をつけていない性格だと白状しているようなものなのですが、やはり自称白髪アイドルなので動画を撮る場合は気をつけないといけない。

今回の唄カット部分はなんと上半身(じょうはんしん)裸(はだか)なのであります。(笑)そんな誰がじいさん手前の裸を見たいかよ!と言われてしまいそうなので乳首は出していません。肩から顔にかけてのアップになっています。微妙に隠すところなどはさすが白髪アイドル!まあ、こんな感じでなかなかセクシーとまでは行きませんが、がんばって唄ってます。

ギターを弾いているアップしたカットでは、よく見たらギターが余りにも手垢(てあか)で汚いので、雑巾で拭(ふ)き直し、あらためて撮影しなおしました。”熱帯夜”の動画を作った時の失敗が、こうした部分で活きていると思います。納得できないカットは、もう面倒くさいけど、がんばって撮り直すべきです。

こうして出来上がったのが今回の、”今”の動画です。

見てみませんか!?そして聴いてみませんか!?肝心の曲について話すの忘れていましたが、時間があれば次回、難しようであればいずれお話することもあるやもしれません。その時をお楽しみに。

「今」動画

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chu!chu!chu!(チュ、チュ、チュ)

青空なのに雨が降ってきたりして、今日は変な天気だ。あいかわらず今年の夏は暑い。ただ夏は暑いもので、冷夏と言われる暑くない夏もたまにあるが、いざそうなってしまうとなんだか物足りなく感じてしまうことも確かだ。今まで創ってきた自分の曲を見渡してみると結構、夏を感じる曲がたくさんあることに最近気づいた。夏は四季の内(うち)の一つの季節に過ぎないのに、なんだか夏の曲が全体の四分の一どころか半分以上がそうなのではなかろうかと思ってしまうくらいある。

そうした夏曲の内の一曲を今回紹介しようと思う。”chu!chu!chu!(チュ、チュ、チュ)”という曲だ。前に何度かこの曲について書いた思い出があるのだが、今回あらためて書こうと思ったのは、実はこの曲の動画を作ってしまったのだ。笑 なぜ動画を制作したのかと言うと、一月(ひとつき)ほど前から「月」というアルバム作品10曲をストリーミング配信し始め、今までの経験上、動画を制作した曲の方がアクセス数が多くなるという傾向が出ていたので、時間があればなるべくこの10曲の動画を創ってみようと考えたのである。その第一弾が、このブログの何回か前に書いた”熱帯夜”という曲で、”chu!chu!chu!(チュ、チュ、チュ)”はその第二弾ということになる。

“chu!chu!chu!(チュ、チュ、チュ)”の歌詞の内容を簡単に触れると、主人公は私の曲にしては珍しく女の子で、その女の子がダーリンにチュウをせがむという曲になっている。笑 チュウは唇(くちびる)の接触で、同じ唇(くちびる)で何か違う接触が無いか?と考えたところ、食べ物があった。口づけ以外に唇(くちびる)を通して人は物を食べるのである。チュ、チュ、チュに合う、物を食べる時の擬音語が何か無いか?と思い浮かべたのがラーメンであった。ラーメンをすする時チュル、チュル、チュルという擬音語を使う。そうか!これで韻(いん)を踏めるではないか!と、閃(ひらめ)き、こうなったら麺(めん)関係で歌詞創っちゃえ!と無理やりこじつけたのが、そーめん、そば、うどんなのであった。笑

よくよく考えると、そーめんやうどんを食べる時の擬音語はツル、ツル、ツルが普通だろうし、そばだとズル、ズル、ズルが日本人にとってはピッタリの感覚なのだろうが、もう全部一緒だと思い、麺(めん)のすすり方(かた)をすべてチュル、チュル、チュルに統一させてやった。笑 この手法では、扇子(せんす)でそばやうどんのすすり方(かた)を繊細(せんさい)に表現する落語家の真打(しんうち)には自分はなれないであろうな。笑

さておき、こうしたラーメン、うどん、そばといった麺類は大概(たいがい)、夏の時期に食べたくなるものであって、特に暑い昼間などは自分なんかはほとんど麺類一色という感じになってしまうのだが、みなさんはどうだろうか?前にニュースで夏に麺類を食べたくなるのは、暑さに筋肉が弱ってしまって、それで、人は喉(のど)越しのいい麺類を食べたくなるのだと、話が本当かどうかはわからないが聞いたことがある。

ともあれ、チュ、チュ、チュとチュル、チュル、チュルで韻(いん)をふんでしまったからには夏の唄にしなければいけない!と思い、女の子は飽きっぽい性格なので、”夏が終わるまで飽きさせないで~!と続いて行くわけである。麺類ばかり出て来ると、また麺類か!飽きるよ!と思ってしまうのだが、つい、またまた麺類をとってしまうというこの夏の麺地獄とかけてる部分もあったりする。笑

このように”chu!chu!chu!(チュ、チュ、チュ)”は夏のこの暑い時期にピッタリの曲であるわけだ。なので動画を思い切って作ってみたのである。

一番の見どころは、チュル、チュル、チュルに合わせて、この麺類をすするカットで、リズムに合わせてラーメン、そーめん、そば、うどんと4種類、3カットずつ挿入(そうにゅう)している。素材は実はユーチューブショートで毎日上げている昼食で、麺類が出て来た時に食べる前にそのカットをすでに撮影していたのであった。笑

他にもいろいろな苦労があったのだが、それは置いておいて、この完成した動画をぜひ見て欲しいと思う。この夏の暑い時期にあった動画になっているはずだ。この動画を見ながら、ぜひ、ラーメンなり、そーめんなり麺類をすすってみてはいかがだろうか?

もう飽きたって!?そんなこと言わないで・・・。

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